CD-ROMの構造


CD-ROMは、CDを元にDATA、programなどのfileを記入するために作られました。

CDは、音楽を記録するために作られましたが、この用途だけでは勿体無い、ということで、様々な(別の)用途が生み出されました。CD-ROMは、このひとつです。そして、音楽CDは、これらと区別するためにCDDAと呼ばれています。

CD-ROMのformatは、ISO9660を標準としています。しかし、このformatでは、file名に12文字(8+3)しか許されていません。また、$記号なども使えません。そこで、各OSは、OS固有の長いfile名やdirectory名を使えるように独自に拡張しているのが現状です。これは、それぞれのOSには便利であっても、他のOSからは読めないと言うDemelit(デメリット)も抱えています。そこで、UDF(Universal Disk Format)と呼ばれる、OSを選ばず、制約も少ないFormatが提唱され期待されています。UDFは、物理mediaも選ばないことを目指しています。つまり、CD-ROMだけでなく、DVDやCD-R/RWなどで、DATAの交換ができることを目指し、OSTA(USA)が策定しました。

さて、そろそろ、CD-ROMの構造を見ていきましょう。と言いたいところですが、その前に元になったCDDAの方から見ていきます。CDDAでは、DATAをBlockという単位で扱います。

1Block=1/75秒=2352bytes(16bits x 2ch x 588)

この2352bytesは、CDDAのsampling rateの44.1kHzとstereoで2ch、DATAの大きさ16bitsから求められたものです。そして、各BlockごとにCIRC(Cross Interleave Read Solomon Code)によって誤り訂正が行われます。

さて、CD-ROMのほうは、このCDDAに対し、DATAをどのように記録するかを定めたformatです。

CD-ROMでは、blockのaddressとMode情報を記録したheader部、誤り訂正符号をCIRCとECC(Error Correction Code)、EDC(Error Detection Code)の3種類を追加しています。

CD-ROMの構造を至極簡単に図示すると上図のようになります。ここで、図中の()数字は、byte数を示しています。

実は、ここまでは、CD-ROMのMode 1についてのみ触れましたが、Mode 2についても少しだけ触れておきます。Mode 2は、映像や音声を記録するためのformatとして定義されています。映像や音声を記録するだけなら、EDC、ECCは、不要ですので、その分をUser DATA Areaに割り当てられています。

と、これで、Mode 2が済むかと思ったら違っていて、Mode 2には、さらにForm 1とForm 2が存在します。これは、ひとつのtrack(複数のblockのひとかたまり)に異なるModeを混在させることは禁じられているために作られた仕様で、DATAを扱うMode 2 Form 1と映像や音声を扱うMode 2 Form 2を混在させることでmaltimedia contentsを扱えるようにした_極めて_逃げの_仕様です:p)。

2001/10/082005/02/14
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